エンゲル係数です。
エンゲル係数という言葉をご存知ですか?エンゲル係数とは、家計に占める食料費の割合ことをいいます(外食を除く)。
生活水準を図る指標のひとつとされ、(食料費÷消費支出)×100という計算で計測し、このエンゲル係数が低いほど豊かで、高いほど貧しい、ということになります。
私たち人間は、所得が増えると食費以外のことにお金を使います。
外食をしたり、遊びに行ったり、趣味に利用するものを購入したりします。
そして所得が減ると、まずはじめに節約するのは自分の趣味や娯楽ですよね。
人間は食べることを我慢はできませんから、お金がなくなると収入の食費に占める割合はどんどん高くなります。
ちなみに、現在の日本のエンゲル係数は約20%といわれています。
これは、世界水準から比べるとかなり豊かであることを示しています。
しかし、日本はそれほど豊かでしょうか?現状を見ていても到底そうは思えません。
他国と比べるのではなく、日本のエンゲル係数の経緯を見てみても、この係数はずっと下がり続けているのです。
それはなぜなのでしょうか? 昔は単純にこのような計算で豊かさを計ることができました。
しかし、現代には、このエンゲル係数を考えた人にも想像がつかなかった様々な要因が、我々の生活に大きく関係しています。
例えば少子化問題であったり、食への執着であったり、またハンバーガーや牛丼などを代表する軽食の値段が急激に下がったことによって外食の方がお金がからなくなったりと、本当の意味での家計に占める食料費の割合が図れなくなってきているのです。
今では豊かさをエンゲル係数で図ることはほとんどなくなりました。
というよりも、図ることができなくなってきているというのが現状です。